大阪市住之江区にある、粉浜商店街。その歴史は古く明治時代にまでさかのぼります。南海本線粉浜駅から住吉大社までのひと駅間に、様々なお店が軒を連ね、舌や目の肥えたお客様にも満足して頂ける、こだわりの品揃えが自慢の商店街です。
商売繁盛の神様、すみよっさんにちなんだ「はったつ市」や「100円商店街」なども定期的に開催しています。地元の方だけでなく、すみよっさんにお参りに来られた遠方の方にも楽しんでいただけるよう、商店街一同、日々発達!皆様のお越しをお待ちしております。
明治38年(1905年)住之江に火力発電所を新設されることになり、
明治40年(1907年)8月に南海鉄道(現在の南海電気鉄道)が蒸気機関車に変わり電車を走らせることになりました。
その時、現在の3番街西側(住吉警察署裏手)のところにあった『住吉(奥天神前)』の駅を廃止して、
粉浜・住吉公園・住之江の三つの駅を新設しました。
元の住吉停車場の跡に、粉浜のお米屋さん7人により店舗を開店。
粉浜商店街がうぶ声を挙げました。元々は青果市場であったそうです。
つづいて大正8年(1919年)4月頃に、現在の2番街・3番街・4番街のお店73軒によって、粉浜商栄会を創立。
昭和8年(1933年)現在の1番街(元粉浜共栄会)が設立されて、昭和13年(1938年)に合併し、ひとつになりました。
また、昭和18年(1943年)には5番街を合併して、
住吉区第1位で大阪市でも第2位の商店会員数を有するようになり現在に至ります。
昭和44年(1969年)の2番街周辺の様子 谷中さんより提供
粉浜商店街の近隣には歴史・文化の地域資産がいっぱい!